1948-03-26 第2回国会 参議院 水産委員会 第3号
實は今の政府は御承知のように三黨連立でできております。そうして政務次官も亦大臣同樣に三黨間における適當な比率によつて次官を決めることだと思います。それから參議院と衆議院との關係もございましよう。そして比率が決まりましてから、この省にはどの政黨に所屬する次官を出すかということが更に次に決まつてくると思います。
實は今の政府は御承知のように三黨連立でできております。そうして政務次官も亦大臣同樣に三黨間における適當な比率によつて次官を決めることだと思います。それから參議院と衆議院との關係もございましよう。そして比率が決まりましてから、この省にはどの政黨に所屬する次官を出すかということが更に次に決まつてくると思います。
そういつた參議院の本當のルートを通つた内容だけが述べられて、衆議院からもそれが述べられて、そこで以てその内容的に、例えばこつちの參議院の方は二票の差であつたとか、向うの方は絶對多數であつたとか、ここで以て、絶對多數と二票、それなら衆議院の方に讓つてくれとか、いや讓らんとか、そういう話合いがなさるべきであつて、投票の個人的理由、例えば憲政の常道論が正しいのであるから、我々參議院は首相に吉田を指名するとか、四黨連立
これは勿論この内閣が三黨連立の内閣であります以上、これが何らかの形で調整ができないということになれば、今後内閣の施策を進めて行く上において非常に支障を來すので、今これが調整を極力やつているわけであります。まあ調整ができるものと期待をしておるのであります。
この點におきまして先般の片山内閣の組織にあたりまして、社會黨、民主黨、國民協同黨を網羅するところの三黨連立内閣を樹立されましたのは、次上述べましたごとき、擧國的強力なる政治態勢を確立したいという片山首相の御意思であつたと考えまして、この件に關する限りその努力に對して、私は政黨政派を超越して深く敬意を表する次第であります。
この意味において三黨連立が一致團結をして邁進しよう。こういう方針で進めておるのでありまするから幾多の社會主義政策のうち、とるべきものもたくさんありまするけれども、現在の事情に即應せるもの、最も妥當と考えられる事項を漸次取入れておる程度でありまして、全部そのままもつてこようとか、あるいはまた黨で掲げておる政策をことごとく一ときに行おう、そぅいう考えを發表したことは今日まで一度もない。
今日は國内政治態勢を確立いたしまして、擧國一致の實を現わすことが必要であると考えまして、組閣黨初四黨連立内閣を構想いたしまして努力いたしたのでありまするが、御承知の通り自由黨は野にあつて協力するという建前をもちまして、入閣されなかつた結果、三黨連立内閣ができまして、今日まで進んでおることは御了承の通りであります。
そういう意味において政治體制というものももとより遺憾なきを期さなければならぬと思う、しかしながら現片山内閣は、社會黨、民主黨、國民共同黨の三黨連立の内閣でありまして、なるほど芦田外務大臣がただいまおつしやるごとく、形の上だけにおきましては一應擧國的な強力な姿に見えますが、その政治力の實體がいかに弱體空虚なものであるかということは、組閣以來今日までの現實の實績において國民のひとしく痛感することはもはやおおいがたい
○片山國務大臣 ただいま川崎君から、當面の危機を突破するために、最初に四黨政策協定があり、續いて三黨連立内閣ができまして、その三黨協定による政策の實現に向つて進んでおるという經過のお話については、まつたくその通りであります。
もちろんこれは一部の眞をうがつておるとは思いますが、私ども民主黨は、この三黨連立内閣が成立するにあたりましての心構えといたしまして、經濟危機を突破するために、特に民族が經濟の破局に沈淪して、再び起ち上ることのできないような重大な時局を拓くことに至らば、われわれ政黨人としての任務は大いに反省をしなければならぬ。
なお一つ、特に社會黨の片山さんが總理大臣になりまして、三黨連立内閣ができたわけでありますが、その三黨連立内閣としての政府にお伺いしておきたいと思います。片山内閣が成立した當時における食糧事情がどのやうな状態にあつたかということであります。内閣成立當初配給主食糧が何日分殘つてあつたかといつたようなことについてお伺いしたいと存じます。
勞働省の設立は、この三黨連立片山内閣において成立を見るのでございますが、これは決して一黨一派によつてできたものではないのでございまして、この邊は私は民主黨を代表いたしまして、大いに強調したいところなのでございます。
私どもは四黨連立構想のもとにただいまは三黨連立が生れておりますが、内閣は常に三黨、あるいは四黨の各政務調査會において、協定せる政策の協定の線において政治がおこなわれるものと考えておりましたが、あにはからんや、そういう政黨の政策とは没交渉にして、旅客運賃が二倍半値上げになるとか、各省方面のそういつた施策が一般物價の引上げ、やみ價格の暴騰をなさしめるような誘因をなしておるというような現状におきまして、現政府